東大王レギュラーの富永美樹さんの凄さについて語ります

私が、最も尊敬しているクイズプレイヤー。それが、東大王でお馴染み、富永美樹さん。

元祖東大王キラーであり、現在では、伊沢さんは別として、東大王チームの前に立ちはだかる、超えなければいけない最大の壁。

富永さんがいるから、東大王チームの圧勝にならず済んでいる、絶対に絶対に、番組に必要な存在。

みんなが思っているより、めちゃくちゃ凄い人だよということが言いたかったので、ちょっと書いてみます。本当ね、評価低すぎです。

漢字の守護神となるまで
ファイナル対策、実はめっちゃしてますよ
最後に

漢字の守護神となるまで

富永さんといえば、最初に思いつくのが、難問オセロでの圧倒的な正解率でしょう。

最初の頃は、高学歴として持っている知識で答えてたと思いますけど、難問オセロのレベルがかなりハイレベルになった頃から、正直勉強しないと答えられないレベルになりました。

漢検の本、インターネットのサイト、あらゆる情報を調べて対策しないと、今の難問オセロを攻略することは、はっきり言ってできません。

そんな中でも、高い正解率を維持してたんですよね。とんでもない漢字でも読んでますよね。

インスタをみてる人は分かると思うんですけど、めちゃめちゃ勉強してます、努力の量が凄いです。こんなの出る訳ないだろって思ってしまうものから、王道なものまで、全部勉強してるんです。出る可能性が１％でもあるなら、立場上それも覚えなければならない、つまり、ある程度ヤマを張ることはできないんです。

送りがなは特に無限に調べる量があるので、特に大変なはずです。ただ単に漢字を調べるだけではなく、そこからインプットとアウトプットを繰り返し、本番で導き出せるようにする、ここまでが１つの流れなので、相当きついと思いますよ。

だからあのプレッシャーの中でも正解できてるんです。

私も難問オセロ対策はしてますが、多分その比ではないレベルでやってると思います。

漢字の守護神という異名がある以上、間違えられない、どんな難読漢字でも正解し続けることが、番組での役割。だから、あそこまで険しい表情になるんですよね。立場上ミスれないプレッシャー、そして絶対に答えたいというプレッシャー。

富永さんが難問オセロで頑張ってるからこそ、私も頑張りたい、富永さんが読める漢字は絶対読みたいと思って対策をしています。

私の東大王へのモチベーションは、実は富永さんだったりするんです。

ファイナル対策、実はめっちゃしてますよ

いつぐらいだったかなー、ファイナルの早押しで一気に強くなったんですよね。最初の方は、番組ロケが多い芸能人が有利な問題ぐらいしか正解できてなかったんですけど。

絶対対策してます、ってか、対策しないと答えられない問題でポイントをとってます。漢字の人って思われがちですけど、実はファイナルもめちゃくちゃ努力して対策してますよw

昨シーズンを振り返ってみると(2021年４月～12月までを対象)

早押しでの出場：全13回

１問でもファイナルで正解した回数(全問正解なし回避率)：10回(76.9％)

総正解数：12問

と、最低でも１問はファイナルの早押しで、ほぼ正解しています。これって結構凄いことで。

この、全問正解なし回避率76.9%という数字は、鶴崎(91.3％)、七海(83.3％)、伊沢(80.0％)、川上(78.6％)に次ぐ第５位です。

富永さんはひらめき系と絵画が苦手なのですが、絵画も結構対策してらっしゃっていて。時事もチェックしてますね。そういう問題でも正解してますから。

番組のために凄く努力されているのは、同じくファイナル対策をしてる身としても、とても感じます。

というのも、なぜか知らんけど、富永さんと答えられる問題の傾向が一緒なんですよ。

おそらく、似たような対策をされているんでしょうね笑

印象に残ったのが、富永さんが初めて絵画で正解した問題で。

時事絵画のバンクシーのゲームチェンジャーだったかな。何も映ってないところから、ゴミ箱の一部が映った瞬間に押したんですよね。完璧なタイミングの押しで、この問題は、ニュースで調べて対策して、なおかつ実際に出題されたときに、どこがズームされるかを、ある程度ヤマ張ってないと、あの位置では答えられないので「めっちゃやってんな！」ってなりましたよね。

ご本人が、絵画が苦手とおっしゃっていたので、正解したときは、本当嬉しかったんです。

ようやく、努力が実った！って。