東大王名物地球押し。
それは、東大王を観ている人だけが分かる必殺技であり、東大王以外では何の役にも立たないクイズ技である。
伊沢さんが決めているのをみて、やってみたい!と思った人もいるのではないでしょうか。
私もその一人で、徹底的に分析し、ある程度やり方が分かってきました。
実際に番組で出題された問題を元に、対策で使っているアプリで完全再現しました。
※当記事のリンクは、アフィリエイト広告を利用しています。
地球押しに使う準備
主に世界遺産で出題されるので、世界遺産を覚えやすい本を紹介します。
「くわしく学ぶ世界遺産300世界遺産検定2級公式テキスト」になります。
こちらは、世界遺産の位置が記されている地図が載っているので、非常に覚えやすいです。
ただし、これだと平面的にしか覚えられないので、実際に立体的で出されると、感覚がズレます。
なので、地球に慣れておく必要があります。
それで使っているアプリがこれ。「Earth3D」です。
このアプリは、地球儀を自由自在に動かせ、自分が止めたところの地球の中心がどの国にあるかも教えてくれます。
基本はこのテキストで位置関係を記憶し、アプリで実戦形式になれていくという流れです。
地球押しのやり方
地球押しは、世界遺産が密集されているところだったりすると、判断が難しくなったりするので、必ずしも成功できるとは限りません。
最近だと、アップになる速度が速いので、難易度が上がっています。
では実際に、番組の映像をほぼ完全再現した画像を元にみてみましょう。
こちらは、実際に出題された、セルビアにある、ストゥデニツァ修道院のパターンです。

ここで、一つ重要なポイントがあります。
それは、地球が止まった時点が一番ヒントになっているということ。
というのも、この時点で地球の中心がどこにあるのかを判断するのが、地球押しを決める最重要ポイントだからです。
番組では、一朗太さんがここで押して、ディオクレティアヌス宮殿と答えます。
クロアチアはセルビアから非常に近く、この位置だと、余程練習していない限りは、クロアチアに落ちるという判断をしても何もおかしくはありません。
私も実際その回を観ていたとき、それだと思ったくらいです。
そして次が、アップされた画像。

このくらいまでアップになれば、クロアチアより斜め右上のセルビアあたりか。と、より精密な判断ができます。
セルビアで出題されるなら一番可能性が高いのがストゥデニツァ修道院ですから(上から観た形が一番特徴的)
充分勝負する価値はあります。
最近の東大王では、ズームのスピードが早くなっているので、1枚目の時点で、ある程度落ちる位置の判断しておかないと難しくなります。
というのも、ある時点を境に、地球が近づけば近づくほど分からなくなります。
このくらいが一番のヒント。
これ以上アップになると、どの国かさえ分からなくなるので、そうなってしまったら、最後まで観ない限りは、世界遺産が表示されるまで待たないと厳しいです。
そして応用編がこれ。

こちらは、同じ位置から、90度右に傾けた場合の地球です。
平面的に位置を覚えていると、こういうパターンのときの対応が難しくなります。
番組側は初期位置からずらして混乱させてきます。
実際に地球儀を使って、くるくる回しながら、いろんな位置から地球をみておく練習をしておかないと、少しでもいつもと違う角度で初期位置が止まってしまうと、何が何だか分からなくなります。
実際に
「ドイツだと思ってたのに、ロシアに落ちた」
なんていうことが、伊沢さんでさえ勘違いしてしまったことがありました。
私もドイツかなと思っていたので、ロシアだったときは驚きました。
すぐ映像を見返して、検証したところ、実際より地球の初期位置がズレていて混乱しやすいようにされていました。
(私はそれ以降石川県みたいな形のノルウェーをみて、どれだけ角度がついているかを一つの判断材料にしていますが、これは人それぞれでいいと思います)
ここでのポイントは、正解の中心は一緒ということ。中心を見つけ出すというのには変わりないのです。
私は、こんな感じで地球が止まった瞬間に、縦と横に頭で線を引き、中心を判断します。

こんな感じで見ると、スペインのど真ん中、イタリアの上側と一緒で、ノルウェーの頭の部分ぐらいがセルビアに落ちるときのパターンか。と分かりますよね。
そんな感じで、ある程度想定しながら覚えていくのです。
このやり方が必ずしも正解とは限らないので、やってみたい人は、いろんな方法で攻略をしてみてくださいね。
余談:地球押しが好きで終わらせたくなかったので、世界遺産検定2級を取得しました。
1問だけ似たような問題がでます。

コメント