セガサミーフェニックスの皆様、1年間お疲れさまでした!
昨年に引き続き、きついシーズンでした。
サポーター以上に打っている方々はもっときつかったはず。
うちらは勝手に応援してるだけなので。
私個人としては、初めてイベントに行きました。
地方なので中々いけませんが、今回はいくしかないだろ。ということで、初めて麻雀プロを生で見ました。
昨年12月にセガサミー本社で行われたチームPVに単独参戦。
身近にMリーグファンもいないので。
遠征もして、これくらい踏み込んだこと書いてもいいよね。という勝手な自己解釈で書いていきます。
昨シーズンは何もできない地蔵試合が多かったですが、今年はグロ試合が多かったなー。
ですが、9位(2年連続レギュラーで敗退)と残念な結果。
別記事でも書いた記憶がありますが、ドリブンズが入れ替え確定になったときと気持ちは似ていて
「不運だったのは確か。でも、2年連続でレギュラー敗退という事実は厳しいのかな」
という感じです。
1シーズンだと、どうしようもない不運でレギュラー落ちというのは、どのチームにも可能性があると思います。
実際に雷電は、マイナス4ケタのワーストシーズンから、翌シーズンはファイナルに残り3位でした。
2シーズン連続でレギュラー敗退だったのは、2021-22~2022-23シーズンのドリブンズのみ。
そのときのドリブンズの成績は
-263.8P(7位)→-514.3P(7位)
このフェニックスの2年間は
-574.4p(8位)→-625.1p(9位)
今年のフェニックスも不運が多かったのは事実。
11月ぐらいまで、本当にどうしようもない試合が続きました。
むしろよく、あのマイナスからよく6位まで戻って来れました。
力のないチームなら、このまま落ちていくだけですから、来年現体制で巻き返せるだけの力自体はあると思っています。
それを踏まえても、2シーズン連続のレギュラー敗退というのは、結構厳しい現実なんだろうなと。
今のMリーグの全体図をみて、パイレーツとABEMASの2チームはちょっと抜けているかなと感じていますが
残りのチームと比べても、特別フェニックスの戦力が劣っているとも弱いとも全く思っていません。
ですが、麻雀格闘倶楽部やKADOKAWAを始め、しっかりとレギュラーシーズンを突破するチームは毎年している。
戦力的には負けていなくても、大きな何かの差があるんだろうなと、この1年で強く感じました。
「その大きな差=弱いというのでは」
と言われれば、悔しいですが返す言葉はありません。
それが何なのか、どうすれば埋まるかは、1年間試合を見続けても私には分かりませんでした。
ただ言えるのは「単に運量ではない」と思います。
その大きな差が何なのかを見つけてもらって、強いフェニックスに進化してほしいなと期待します。
今年の試合もほとんど見ましたが、1つ改めて感じたのが
「1試合目トップ及び劇的な勝利の後の次の試合」
ここで、もう一撃が中々放てない。
理由は分からないし、麻雀なので、無理なものは無理。
ですが、実際勝っているチームは流れが変わったとき、そのまま行くんですよね。
連闘を多めに使ったり、連対している選手を積極的に出したりした方がいいのかな。これも何が正解なのかはわかりません。
日跨ぎ連闘が多かった今季ですが、来シーズンは同日連闘も見てみたいかな。
残念ながら、今のフェニックスは弱いと言われても、仕方がないのでしょう。
他のチームへのサポーター変更は、応援している選手の移籍がない限りありえないです。
移籍どころか退団で無所属になったら、Mリーグファンも辞める可能性も高い。応援する意味がなくなってしまいますので。
後は、もし来年3シーズン連続レギュラー敗退とでもなれば、少なくともチーム編成は変わってしまうので、Mリーグ観戦のラストシーズンになるかもと思いながら、応援しようかなと。
気持ちなんてそのときにならないと分からないですけどね。
勝利だけを目的にMリーグを楽しみたいなら
未だ全シーズンでファイナル行きを決めている渋谷ABEMASや最強布陣のU-NEXT Piratesでも応援しとけって話ですから。
私は、現メンバーの布陣でも勝てると思っています。
ただ、何かが上位陣と比べて劣っているから、2年連続でレギュラー敗退になってしまっているはず。
来年もいまのところは変わらず応援します。
そんな2024-25シーズンですかね。
今シーズンのフェニックス
やれることはやったのではないかなと。
あんまり選択らしい選択もなかった気がします。
ほぼ全試合フェニックスの試合を見た素人意見の立場で書いていきますが
あるとすれば、序盤の醍醐さん(新加入選手なので、苦戦は織り込み済み)
東城さんも、もしかしたらって試合もあるにはあった気がしますけど、全体通して-200以上叩くような内容ではなかったかと。
毎年、高打点をテンパイしたときに当たり牌掴んで、そして高打点で放銃するのはなんなんでしょう。
魚谷さんに関しては、針の穴に糸を通すようなきっつい試合ばかりの中、しっかり大きなミスなく打っている印象で、凄いなーと毎試合みていました。
「魚谷のあの打牌はどうなの」的な話もほとんど流れてこなかったのが全てかなと。
仲林さんと魚谷さんの安定感は特に今シーズン凄いと感じていて、この2人がマイナスで終わることがあれば、麻雀ってなんなんだろうって思ったぐらい。
仲林さんは途中かなりポイントを落としましたが、納得の+250オーバー。
一方魚谷さんは最終試合で3着を引いてマイナスに・・・。
いや、これは参りました。本当悔しい。
4着を3着に、2着を1着にねじ込む試合も多く、これ以上どうしろと。いう感じですかね。
茅森さんに関しても同じ気持ちで、トップを取り逃がしたなーって試合もなかったと思っています。勝負手がまあ実らない。
ラスも多かったですが、掴み負けか、地蔵ラスって感じでした。ラス回避行けたかなって試合は正直なかったかな。
最終戦も、トップをとれる試合でしっかり大トップでした。
ラスったら個人最下位もあったので、危なかった。それどころか-100台半ばまで戻せたのはよかった。見栄え大事。
そんな感じですね。
だからこそ、何で2年もこんな負けてるのか、ファン目線では正直分からないw
あえて、運以外のことでこの2年のことを考えるとすれば
昨シーズン:誠一さんの体調不良をカバーできなかった
→3人で1ヶ月ぐらい戦ってた時期はかなりきつかったと思います。
今シーズン:誠一さんの穴を埋めることができなかった
ここなんだろうなと。
代打近藤誠一が、冗談半分ではなく
「マジで誠一さん出てくれよ」
ってSNSで結構沸いていたのが、ファンからも新セガサミーフェニックスがまだ信頼されてないんだなとは感じていました。
レギュラーシーズン通算プラス3桁の戦力を実質2年間失って戦ってた訳ですから。
KADOKAWAは沢崎さんの穴をうまく埋めたからなー。
とにかくこの穴を埋めないと、来年も2月ぐらいに
「まだ○試合ありますから」
って追いかける展開になってしまう。
頼むよ、孤高の探究者。信じてます。
焦る焦らないの話
よく話題になるのが、劣勢になっているとき
「まだ○試合ありますから」のような発言を、だから勝てないんだと、ネガティブに受け取る人が多い。
勝っているときは、気を引き締めているっていう意味で伝わりますから何もないのだけれども。
何事もそうですが、焦っていいことはありません。
焦ると気を引き締めるは全く違います。
そもそも、トップ狙いに切り替えざるを得なかったチームでいい結果が出たことはほとんどありません。
なので、早めに仕掛けたところでいいことなんてありません。
やっている方は、自分たちを落ち着かせる意味でも、そして建前でも言っていると思っています。
本音は「もう○○試合しかない、早く上に行きたい」
これを口に出してしまうと、自然と焦るムードになりやすい。
そうなると他チームは大歓迎。勝手に自滅してくれる可能性が高まるので。
選手の発言の本心を読みましょう。
「焦ってない訳ないじゃん、そして話し合ってるよ」
来シーズンの体制について思うこと
醍醐さんが新加入したことにより、レギュレーションには引っ掛かっていません。
オフシーズンに入れ替えがなければ、レギュラーシーズンの突破が必至となります。
ですが、強制ではないというだけで、今の4選手と契約するかはセガサミーの判断です。
8位→9位という成績。誰かが切られる可能性もある。
それは、ファン側も受け入れるしかなく、今から覚悟しておかなければならない。
それに加え、監督がいなくなる最悪のパターンもある。
体調次第だとは思いますが。
近藤監督含め、来年がどんな形になろうとも、フェニックスファンを辞める人と続ける人で結構分かれるオフになるのではと思っています。
例えば、誠一さんもいないし、チームは勝てないし、もう理由はないかなと、誠一さんファンで離れる人がいても全くおかしくない。
全員続投派、入れ替え派、いろんな意見が飛び交っている。
みんなが納得するような結果は難しい。
最後に
BEASTの新加入のおかげで、レギュレーションが緩和されたので、そういう点では凄く感謝しています。
ですが、全員が新加入というチームより下というのは、厳しい現実だと感じているのも事実です。
3シーズン連続レギュラー敗退はさすがにやってない。
レギュラー敗退で1名以上の入れ替え確定ですが、どちらにせよそうなればチームが解体される可能性は高いでしょうし、どの道一緒。
セミファイナルと違って、ポイントが半分にならない中での結果なので、パイレーツの悲劇とは全く変わってきますから。
もちろん応援の気持ちは強く。
だけど、どうしようもない不運があるのが麻雀。
フェニックスばかり掴むし和了れない、配牌はバラバラ、相手はいい手ばかりが入るという時期は少なからず来シーズンもあるでしょう。
そのようなときに、できるだけ冷静に
「しょうがないよね」
という心で応援するのが、麻雀応援の有り方なんだと、3年間Mリーグを見てきて思いました。
応援の心は熱く、気持ちは冷静に。
「冷静に生きる」
これは最近意識していること。私が一番応援しているプロの言葉を一部勝手に使ってます。
2024-25シーズンこそ逆襲です。
とにかく序盤です。スタートダッシュです。
フェニックスはある程度ポイントを持てば、一気に吐き出すということはないチームだと3年観て感じています。
逆転が印象的ですが、本来は逃げ切りを得意としているはず。
競馬でいえば、本来は前で競馬したいのに、出遅れ癖があって結果的に後ろからで、展開次第で差して勝つみたいな。
サトノフェニックスも逃げ先行ですから。
まずは、監督を含め、現体制の続投を祈っています。
今シーズンもお疲れさまでした。
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