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漢検の部首問題が得意になる!見分け方のポイントを徹底解説

漢検部首見分け方 資格

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漢検を勉強する中で、部首問題の優先度はそれほど高くありません。

しかし、特に2級以上になると、この10点分を落とすと他のパートで補わなければならず、できるだけ5~6点は確保しておきたい。

数点の差で合否が分かれるのが漢検です。部首での数点分の獲得が合格へ導くかもしれません。

この記事では、部首問題を効率よく攻略するための勉強法と見分け方のポイントを解説します。

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部首問題の特徴と重要性

部首問題の配点

・漢検の部首問題は10点満点、1問1点の配点です。

・1点ずつの配点ですが、されど1点です。

部首の範囲

・部首の出題範囲は、準2級配当漢字が中心と言われています。

・例えば、準2級配当漢字については、使用するテキストの該当ページを確認することで把握します。

・部首の総数は277個程度あり、すべてを覚えるのは効率的ではありません。

(今回使用したテキストはこちら)

部首問題を攻略するための基礎知識

部首の名前を覚える必要はない

漢検では部首の名前を問われることはありません。

正しい部首を選んで記述します。

これはクイズ番組の対策ではありません。漢検対策です。

例)「利」の部首は「リ」でOK。

→りっとうなんて頭に入れる必要はありません。

見分け方のポイント

★ポイント1★

明確に断定できる漢字

「この部首以外考えられない」という漢字は得点源。

例)「彰」という漢字について「章」へんというものは存在しません。

答えは、ノが3つの部分(さんづくり)です。

★ポイント2★

候補が2つ以上ある漢字

例)「塁」の場合、「田」や「土」が候補になります。

このような漢字は集中的に対策をしましょう。

★ポイント3★

部首を効率的に覚える

すべての部首を覚えるのは現実的ではなく、テキストの問題に掲載されている漢字から優先的に取り組みます。

・手書きで単語帳を作るか、エクセルで一問一答形式を作成

※エクセルの作成例

左右の④をみてみると、部首はもちろん、章へんがないということも同時に覚えることができます。

これは私のやり方ですが、パソコンだと手書きができないので、こんな感じで覚えるのもおすすめ。

・部首がそのまま答えになる漢字は得点源として覚える

例)

缶 甘 辛 馬 鬼

革 玄 斗 鼓 舟 骨

などなど。

間違えやすい部首の対策

以下の部首は特に注意が必要です。

・横棒(一)

・縦棒(|)

・点(、)

・くち(口)

特に「口(くち)」は答えになることが多いです。

困ったときは「口」にしてみるという覚え方も有効。

(ただし、あくまで最終手段)

厳選!間違えやすい漢字20選

間違えやすい漢字を20個厳選しました。

1  朱:木(きへん)

→ぱっと見て、どこが部首なのか見つけにくいです。よくよくみると「木」が隠れていますね。

2  弔:弓(ゆみ)

→たてぼう(|)と悩みますが、弓です。

3  甚:甘(あまい)

→こちらも部首がみつけにくいです。「甘」が隠れていると言われても、えっ?って思いませんか。

ということは・・・出やすいということですね。

4  戻:戸(とだれ)

→大の方を選択しやすいかと思います。成り立ちをみてみると、戸は入口、大は犬からきてるようです。なので、戸が正解。

5  窯:穴(あなかんむり)

→よくある、点4つの方の部首ではありません。ピザ窯は穴が空いているので、穴と覚えておきましょう。

6  臭:自(みずから)

→こちらも大ではありません。

7  呉:口(くち)

→こまったときの「口」。

8  凹:(うけばこ)

9  凸:(うけばこ)

→凶のメの外の部分です。どちらも同じ部首なんて面白いですよね。というか、同じなので覚えやすい。

ちなみに「出」も同じ部首です。これは知ってないと絶対答えられないですね。

※豆知識:凸凹だと(でこぼこ)凹凸だと(おうとつ)です。

10 致:至(いたる)

→致(す)、至(る)なので、そのまま選べばいいだけなのですが、のぶん(右の部分)が結構有名な部首なので、そちらを選ばないように気を付けましょう。

改や数など、たくさんありますからね。

11 美:羊(ひつじ)

→「甚」レベルに見つけにくいです。書き順を思い返してみると、確かに羊と書いてるわ。となります。

12 耗:すきへん・らいすき(左の部分)

→「耕」と「耗」ぐらいしかこの部首はありませんので要チェック。

13 塑:土(つち)

→月と迷いますね。塑の意味は「粘土をこねて形を作る」という意味。ということは「土」と覚えておけばOK。

14 塁:土(つち)

→「田」がありますが、野球から土が連想されるので「土」。

15 累:糸(いと)

→こちらも「田」と迷いますね。こちらは連想して覚えようがないので、糸と覚えるしか基本ないです。

※では「田」はあるのか?と思うと思いますが「男」「町」「界」などたくさんあります。

16 夫:大(だい)

→散々ひっかけがありましたが、夫は「大」。

17 尿:(かばね)戸の上の横棒がない部首

→尿から水分を連想されやすく、水と書きがちですが、これがひっかけ。要注意です。

18 軟:車(くるまへん)

→車と軟に何の関係が・・・と思いたくなりますよね。

欠(あくび)を選ばないように。

19 某:木(き)

→結構「甘」と書きがちです。

20 興:臼(うす)

→臼が隠れています。臼の部首は、臼自体と興しかないので、細かいこと考えずに覚えてしまいましょう。

あくまでも、部首パートにはあまり力は入れずに、勉強配分を考えることが大事です。

部首問題を得点源にするためのまとめ

部首問題は全体の中で優先度が低いですが、この数点が合格へのポイントとなるかもしれません。

そのためには部首を知ること、パターンを覚えること。

テキストを活用し、効率的に覚えていきましょう。

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