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(セガサミーフェニックス)2022-2023シーズンを終えての感想。

Mリーグ

セガサミーフェニックスの今シーズンが終わりました。

今シーズンの感想を一言でいうと

「ずっとつらかった」

この一言につきるかなーって感じです。

楽しかった記憶よりも、つらかった記憶の方が圧倒的に多かった。

知っている人、あんまりいないかもですが、今シーズンのフェニックスって、チーム連勝(日跨ぎ含む)が0回。

もちろんそれはフェニックスだけ。

19回チャレンジして全部ダメ。こんなことあるんだなーって。

連勝して100P以上一気に稼いで、そこから上がるかどうかのキーポイントの時期って、どこかしら、どのチームもあるはずだと思ってて。

結局最後まで来なかった。

ここまで1/16を引けないか・・・と。そりゃ1年間ずっときついわね。

今シーズンは開幕から結構な試合をリアタイ応援できていて、仕事や用事で観れないときは追っかけで観たりしていました。

試合を観てても、本当に不運な試合が多くて、正直、なんでうちらばかり・・・と、いらついてしまっていた時期もありました。

「仕事から帰って、4時間使って、23時頃に、ため息をつきながら風呂入って寝る日々ってなんなんだろう」

と考えていたりもして、Mリーグから離れようと思ったこともありました。

ですが、やはりフェニックスの試合が気になって、気づいたらAbemaTVをつけちゃってるんです。

「運だけ」と言われてもいいから勝たせてくれ。とさえ。

東城プロが頑張ってくれなかったらとっくに終戦してましたから、本当感謝しかありません。

監督批判とかいろいろ本当うるさかったなー。

「4人の誰を出したとしてもセミファイナルに行ける」

そんな4人だと思ってましたので、どういう采配をしようが納得してました。

そして、東城プロが4連勝で終わった後、ラスを引き始めて落ちていったあたりからです。

フェニックスの試合を観てるだけで、なんか悲しくなってきたんです。

イライラでもない、怒りでもない、悔しさでもない、それを超えた悲しさ。

何かを応援してて、こういう感情って初めてでしたね。

そういうこともひっくるめて「つらかった」という一言にまとまりました。

ですが、実際に戦っている選手は、ただTVの前で応援してるだけの私なんかより、ずっとつらかった1年だと思います。

それを思うとまた悲しい気持ちになってしまいますよね。

無放銃、リーチなしでの何もできない焼き鳥ラス。

ここ一番での放銃牌掴み。リーチ後の高い放銃。1.9牌を切っただけなのに、12,000、18,000。

肝心な逆転を賭けたリーチは決まらない、裏3って何それおいしいの?、裏裏ですら何の話?裏裏被りはたくさんされたけど。

しまいにはトップ寸前での役満放銃。

今シーズンの役満は全てフェニックスが同卓。

「他のプロが打っていたらフェニックスはレギュラー突破していた」

とは正直思わないですね。みんなやれることはやってくれました。

というか、ここをああしてれば!ってことさえほとんどなかった。まあ実際、あることはあったけど結果論。

別にうちのチームに限ったことではありません。

だって、どうやってもトップとれない席だもの。

多井さんや小林さんがめちゃくちゃ頑張って3着とれるかどうかの席ばかりじゃないっすか。

昨年2位のチームです。マイナス500叩いて終わるチームではなかったと、今でも思っています。

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そもそもフェニックスってどんなチーム?

フェニックスって、Mリーグの中でも、野球チーム(特にメジャーリーグ)の典型みたいな印象があって。

お互いの麻雀に基本的に干渉しない分、個で打開する力がないと、どんどん落ちていくっていう。

ただ「自由」ではあるので、自分の力を出しやすいチームではありますよね。

それを踏まえて、フェニックスというチームのサポーターになるかは考えた方がいいかもです。

今年みたいに成績が悪くなると「話し合いをしろ」「何か言える人はいないのか」とかいう人結構みかけました。

優勝するための打ち方の意識共有など、もちろん話し合ってると思いますけど。

そこではなくて、麻雀の内容に対してあれこれ言ってるのが見たいと思っているのならば、ABEMASとか風林火山とかサクラナイツのサポーターになれば?って感じです。

数年前の動画ですが、麻雀遊戯王の近藤さんが出演しているフェニックス取扱説明書が全て。

天国と地獄を味わった2シーズン

私は2021年の12月頃からMリーグを観始めました。

その頃のフェニックスはチームの連続ラス回避の真っ最中で、チーム状況もよかったときでした。

2月では、茅森プロが1日1跳とか言って、トップをとりまくり、MVP争いまで絡むという最高の展開でした。

茅森プロの活躍もあり、レギュラーを無事突破。

セミでは近藤魚谷両プロが目覚め、そのままセミも通過。

ファイナルでは「全員プラス」という素晴らしい結果で終えました。

最後のオーラスでこそ、地獄を味わいましたが、1シーズンを通したら

Mリーグの楽しいところを全て味わったのかな

と思いました。

そしてファンになって2シーズン目。

実際、開幕から特に近藤さんと魚谷さんの麻雀の内容が凄くよかったんです。

この2人で最低200Pは堅いなと確信していた。それくらい内容がよかった。

後は茅森&東城さんが好き勝手暴れてくれれば昨年以上に安心して突破できると。

けれども、牌は全く応えてくれることなく、そのまま年越し。

東城さんの好調はあったものの、結局もう1試合がクソ席ではどうしようもない。

Mリーグのつらいところを全て味わったのかなと思いました。

個人的に今年のターニングポイントを絞るなら2試合あると思っていて。

共通のキーワードは「役満」

1つ目は近藤さんの喰い流れた四暗刻。

あれが決まってたら近藤さんの成績もチームの成績も全然違っていたかも。

2つ目は50年に1度とも言われた、魚谷さんの役満放銃大事故でのトップ落ち。

あれがなかったらデイリーダブルで、一気に行けてたかもしれなかった。

「麻雀は本来こういうもの。応援しているチームの理不尽が続いても耐えられないなら、Mリーグのサポーターになるべきではない、この世界は合わない。」

そう、フェニックスの皆さんが改めて忠告してくれた気がします。

なので改めて、応援の仕方、気持ちの持ち方を考え直そうと思います。

来シーズン(2023~2024)について

フェニックスは入れ替え対象ではありませんが、来シーズンの編成がどうなるかは、正直分からないです。

(追記に、このことについて書いてます)

企業側の意向が全てなので。

私は企業側が更新したいと思っているのに、運要素もある競技で選手の人生が決まるというのがあまりよく思わないだけ。

あの多井堀小林近藤プロが全員2桁後半~3桁のマイナスを叩くという異例のシーズンだったのですから。

実際、切る理由より切らない理由の方が大きいと思うので、近藤さんの体調が大丈夫な限り、全員続投だとは思ってます。

ですがまあ、内心覚悟はしてます。

-574.4Pという、Mリーグレギュラーシーズンの歴代ワースト2位の成績(3/20終了時点)で終わったのは事実な訳で。

全体的に不運が多かったとはいえ、酷い成績と言われたらそれまで。

私は来シーズン、近藤さんと魚谷さんが真ん中でシャーレを掲げながら、この2人を茅森さんと東城さんが支えている姿しか想像していませんが。

2023シーズン、今年の-を+に変えようではありませんか。

最後に4人の今シーズンの印象を少し。

①魚谷さん:

まともに戦えた席、何回あったでしょうか。

Mリーグはトップをとってなんぼのルール。

ラス回避できた試合がもしかしたらあったかもしれないですが、誰が座ってもトップは無理という席ばかりでは、正直無理。

第39期十段位をとった試合は凄まじかった。

まともな手が来れば勝てる。来年はプラスとマイナスの数字が逆になるはずです。

契約更新ができた際は、来シーズンも信じます。

(無事契約更新で安心しました)

②近藤さん:

皆さん心配してたと思いますし、私も含め、今も心配だとは思います。

体調が思わしくない中、年明けからようやくらしさが帰ってきてくれました。

フェニックスの女性陣をまとめられるのは近藤さんしかいません。

体調第一ですが、今シーズンの悔しさを晴らしてください。

③茅森さん:

なぜだか知らんけど、放銃するときの打点が高かった。裏裏放銃も多かった印象。これくらい勝負させてよーって牌での。

全体的に茅森さん好みの配牌が少なかった感じもしました。

泣く泣く鳴いたり、なんとか安い手を和了って粘るみたいな、きつい展開が多かった気がします。

個人的にこういう茅森さんの粘りの麻雀好きなんですけど。でも、こういうときって大体劣勢時なんでね・・・。

個人最終戦の、個人のトップを捨ててでも、チームのわずかな突破のために無茶してでも勝負してラスに沈んだ半荘はかっこよかったです。

絶対にフェニックスに必要な存在。あのお化けメンタルと、何かあったときでも融通が利く存在は貴重。

最高位戦の女流リーグから散々な1年だったと思うので、来シーズンは全て吐き出してくれるはず。

④東城さん:

苦しいチームを最後まで支えてくれました。最後は逆連対が多くて、結果的にはきつかったと思います。

ムードメーカーの役割だけでなく、チームのポイントゲッターとして今シーズンを戦ってくれました。

麻雀以外のことでとても大変な時期もあったと思いますし、実際今もそうだと思います。

そんな中、ありがとうございました。

個人的には「豪運」と言われてるのがイマイチ納得いかなくて。

「豪運なら、肝心なところであんな牌つかまないから!」ってね。

言われ損って感じで何か嫌でした。

豪快な麻雀が印象ですが、意外にラス回避がうまいバランサー的な役割もしてくれるんですよね。

これで、レギュラー、セミ、ファイナル、レギュラーと4ステージ連続でプラス。素晴らしいことですよね。

来年もよろしくお願いします。

来年こそ、優勝しましょう!優勝できるメンバーはそろっています。

(追記)

近藤誠一プロが、体調面の不安のため、Mリーグから勇退することになり、同時に監督就任が発表されました。

これについて思うことは別記事にて書いてます。

近藤さんは、フェニックスにとって代えの効かない大将であり、チームを魅力的につくりあげたのは近藤さんの功績です。

成績も今シーズンこそ厳しかったものの、それまではトップレベルの成績を記録していて、チームの得点源でもありました。

また、見えない力を勝負どころで発揮し、チームが追い込まれても、この漢ならやってくれる。そんな選手。

正直、戦力ダウンの可能性があるのは否めない。なぜなら、チーム戦なので。

近藤さん以上に、女性陣をうまくまとめながらも、ちょうどいい距離感で仲良くできる男性って中々思い浮かばないので。

個人的な気持ちとしては、フェニックスというチームを誰よりも観てきたのが近藤さんです。

近藤さんのような大将という役割でなくとも「この人なら合う」という人は一番分かるはず。

ドラフトに全面的な関与はしないみたいですが「近藤監督」ですから、選手の最後の仕事だと思って、セガサミー側と決めてほしい。

「監督がGOサインを出したなら!」

と、ようやく近藤選手を諦められるのと同時に、後は新しい選手を応援するだけなので、助言してくれると嬉しいなと思いました。

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